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先日夜、ニュースを見ていると六本木で大量の雹が降ったと耳にしました。

「雹」という言葉は聞いたことがあっても、あまり馴染みがあるものではなく、ニュースを見ていると小さい氷みたいなものがゲリラ豪雨のような速さで降っていました。

こんなのが急に空から降ってきたら怖いですよね。

けど、そもそも雹って一体何なのでしょうか?

雹と同じようなもので霰があります。

雹や霰は春から秋に上空に強い寒気が流れ込むと、大気の状態が不安定になり、激しい雨や雷と共に「霰」や「雹」が降ることがあるそうです。

雹や霰は、発達した積乱雲の中で生成され、最初は小さな氷の結晶ですが、積乱雲の中で入り乱れている強い上昇気流と下降気流によって上下運動を繰り返し、雲の中にある細かい水や氷の粒を付着することで、氷の結晶は大きくなっていきます。ある程度の大きさになると、上昇気流よりも落ちる速度の方が大きくなり氷の粒のまま地面に落ちていきます。

雹と霰の違いとしては大きさにあり、雹は、直径5㎜以上の氷の塊のことをいい、霰は直径5㎜未満の氷の粒のことを言います。

氷の粒が大きければ大きいほど、その落下速度も速くなります。今回は、雹が降ったということで、直径5㎜以上のものを指し、直径5㎜ともなると落下速度は時速100㎞を超えます。雹の大きさによっては車が破損したり。大きな怪我にもつながりかねないため、注意が必要です。

また、降り終わったから安心というものでもなく、ニュースを見ているとあたり一面白くなっていて積もっている地域もありました。積もった雹や霰は、非常に滑りやすくなります。確かに丸い氷の粒の上を歩いたり、車で走ったりするので雪の上よりも危険な感じがしますよね。

今後もいつ発生するかわからない雹や霰。

冷たい空気を感じたり、暗い雲が近づいて来たりした時は、天気急変のサインなので、細心の注意が必要です。そして、もし外出中に雹や霰が降ってきたら無理をして歩き続けたりするのではなく、一旦屋内に避難をしましょう。

引用サイト

霰(あられ)と雹(ひょう) その違いと危険性 – ウェザーニュース (weathernews.jp)