6月は環境月間と言われており、6月5日は「環境の日」と定めれています。

これは1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。ほかの国では「世界環境デー」と言われています。

平成3年度から6月の1か月間を「環境月間」としていることから全国で様々な行事・事業が行われるそうです。

本社をおく千代田区でも環境に関わるイベントなどが行われていました。

ゴーヤ・ツルムラサキの育成セットを配布

夏の節電やヒートアイランド対策の一環として「区内の緑化」を推進するため、ゴーヤおよびツルムラサキの育成セットを配布

ちよだ環境まつり

区は環境月間イベントの一環として、6月11日(土曜日)に、区民ホールおよび区役所会議室において「ちよだ環境まつり」を実施

自治体がこういったイベントを行ってくれることで環境問題を考えるきっかけになると思います。

また、現在、人類が抱えている環境問題が主にどのようなものがあるのか、自治体の活動以外にも自分たちで行える環境問題への取り組みがどのようなものがあるのか紹介したいと思います。

地球温暖化

現在、世界の平均気温は上昇し続けています。特にここ3年間で記録的な猛暑を記録した年が続いています。世界の平均気温が上がると、海面の上昇や洪水のリスク増加などにつながります。

海洋汚染

人間が出したごみが海に流れつく「海洋ごみ」や船舶などから漏れた油などによって海が汚染されています。

近年では特に海洋プラスチックごみが問題視されており、海の生物が間違って食べてしまったりすると聞いたことがあるのではないでしょうか。

海のプラスチックは2050年には、重量が魚を上回るといわれています。

森林破壊

森林火災や人間が行う森林伐採などが原因で、世界各国の森林が破壊されています。

1990年から2015年にかけて世界の森林面積は南アフリカの国土に匹敵する面積が失われています。

環境問題のために個人で簡単にできること

・買い物の仕方を見直す

買い物をする際は、マイバックを持参しましょう。

レジ袋などのプラスチック製品は製造するときやごみとして燃やすときに、二酸化炭素が排出されます。マイバックをつかってレジ袋の使用量が減れば、プラスチックごみ問題や地球温暖化の解決につながります。

また、詰め替え用を利用することも大切です。毎回ボトルに入ったものを使用するのではなく詰め替え用を購入することでプラスチックごみ削減に貢献できます。

・ごみの分別

プラスチックごみなどをきちんと分別することで、リサイクルして再利用できます。

プラスチックごみは燃やしてしまうと、二酸化炭素が発生し、地球温暖化の悪化につながります。なので、プラスチックごみは可燃ごみと分けて処理することが大切です。

・節水を心掛ける

水が私たちの元に届くまでに多くのエネルギーが使われています。

そんために水を使いすぎるとそれだけでエネルギーが無駄になっています。

シャワーをこまめにとめたり、できるだけまとめて選択したりすることで水の使用量を減らせます。

また、簡単に水の使用量を減らせるアイテムを利用するのも有効でしょう。

環境問題はほかにも存在しますし、対策もさまざまです。

最初にお伝えしたように自治体での取り組みも大切ですが一人ひとり小さいことでも取り組むことが重要です。

これで紹介した以外にも簡単にできることはまだまだあります。

マイバックを持ち歩いたり、車移動ではなく電車を使用したり、些細な事でも地球を守ることにつながります。

「環境の日」をきっかけに毎年、環境問題にも目を向けてみるのも大切です。

【引用サイト】

https://www.env.go.jp/guide/envdm/month/

https://www.egmkt.co.jp/column/consumer/20220105_EG_242.html

https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/machizukuri/kankyo/kyoiku/index.html