近年、AIの技術進歩がすさまじい勢いですね! 

 私自身も、夕飯のメニューを考えたり、ダイエットコーチになってもらったりと、日常的に利用していますし、IT業界以外の友人も旅行のプランを考えたり、部屋のインテリアの相談をしたり…とAIのある生活を楽しんでいて、AIのある生活が一般に浸透してきていることを実感しています。 

 

 最近、私のお気に入りAIのGeminiに、業務上の「こんな機能あったら便利だな、、」を相談してみました。 

 ・同じ文面のメールを多くの人に送る業務があるので、自動でメールの下書きが作れるような機能を作ってみたい! 

 ・VBAを使った経験がないため挑戦してみたい! 

 ・Excelの列ごとに、宛先、Cc、件名、本文を入れたら、ぽちっとするだけで下書きができるといいな! 

 VBAについての相談ならセオリーはCopilotだろうなとは思ったものの、普段使ってるGeminiに聞いてみたら教えてくれるかな?どうかな?と気になってGeminiを使ってみました。 

 先述したようなプロンプトで相談したところ、メールの下書きを作るコードが一瞬でできました。 書式の微調整をお願いすると体裁を整えるコードも作ってくれて、理想の機能がたった数十分で出来上がりです。 

 仕事のボリュームを減らせましたし、他社製品でも大丈夫なのか?という好奇心も満たされて、満足な出来事でした。 

 その後、先輩社員さんから「AIによるコードの長期的な保守能力を再考する論文を見たよ」と、教えていただきました。 

 実際に当該論文を見てみたところ、コードを1回書く能力と、そのコードを運用に合わせて変化させていく能力は別物で、後者の作業に対しては依然として苦戦中…といった内容が書かれていました。 コードを変化させると複雑になって、それをまた変化させるともっと複雑になって、、の繰り返しで雪だるま式にとても複雑になってしまうそうです。 

 確かに、メール下書きVBAを作ってもらった後に、フォントや文字のサイズを調整しようとしたところ、うまくいかなくてどんどん複雑なコードが足されていっていた瞬間があったな…と先日の体験を思い出しました。 

 論文の実験では、最終的にはAIもお手上げの複雑さになったものもあるそうです。 

 今後は、AIにも得手不得手があるのだ!という視点を持って、プロンプトを考えたり活用方法を検討したりすることの重要性を感じました。現在のAIの弱みに対して、「どうやったら今も今後も便利に使えるものを出力させることができるのか」と考えながら利用することで、複雑雪だるまコードの出力を回避したいと思います。 

参考文献: https://arxiv.org/abs/2603.03823